『臥龍梅』 蔵便り   平成十六年卯月

拝啓 いつの間にやら春もたけなわになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は仕事に追われてうっかりシャッターチャンスをのがしてしまい、「清見寺」境内の「臥龍梅」が満開に咲いている写真をお届けできませんでした。代わりと言っては何ですが、自宅の庭の桜の写真をお届けいたします。

さて、造りも無事終了し、またあちこちの酒の会に参加する毎日が始まりました。まず、先月の26日(金)には、東京は新宿区のリーガロイヤルホテル東京主催「春の宵 生であう美酒で逸盃」に参加しました。岩手県から佐賀県までの21の蔵元の参加で、当社は今回が初めてでした。ホテル主催ということもあってスマートな演出で酒の消費量もやや少なめでしたが、最後の抽選会では大いに盛り上がりました。
その翌週、4月4日(日)には新目白通りをはさんで僅か300mほどの距離の椿山荘で、恒例の純米酒普及推進委員会主催「純米酒フェスティバル2004春」に参加しました。当社ブースでは備前雄町を原料米に使った「純米吟醸無濾過生原酒」が冷やでも燗でも大好評で、意を強くしました。リーガロイヤルホテル東京
その4日後の4月8日(木)には、満開の桜でにぎわう名古屋城のまん前にあるウェスティン名古屋キャッスルホテルで、名古屋国税局主催「東海4県酒まつり」に参加しました。こちらは各界の名士を国税局がご招待するもので、お役所主催ながら豪華な内容のイベントです。
今後とも積極的に日本全国をとびまわるつもりですので、お酒の会を開催するさいにはお気軽にお声をかけてください。スケジュールの都合がつく限り参加させていただきます。


ところで、先月の蔵便りで、滋賀県産の「短かん渡船」を父方に岡山県産の「備前雄町」を母方に交配してできたのが兵庫県の「山田錦」なのだそうですと書きましたが、これは間違いでした。「短かん渡船」を父方に「山田穂」を母方に交配してできたのが「山田錦」です。お詫びして訂正いたします。純米酒フェスティバル 2004春

最後にご報告いたします。名古屋国税局主催第52回酒類鑑評会 純米酒の部で「臥龍梅」は局長表彰をいただきました。

春陽の候、皆様ますますお元気でお過ごしくださいませ。                 敬具
平成16年4月吉日                                 鈴木克昌

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