おいしさの秘密
臥龍梅のおいしさは、
3つの要素から
造られています。
すっきりと研ぎ澄まされた
旨みとコク、極められた香り。
製品ひとつひとつに込めた生産者としての誇り。
地元 清水の清流
日本酒の原料は米、米麹、水と、とてもシンプル。
それだけに、素材の良さが顕著に現れることも事実。洗米や、仕込み水、酒母造りなど、日本酒造りのあらゆる場面で使われる“水”は、日本酒のおいしさを大きく左右する重要な存在です。
私たち[臥龍梅]の日本酒造りでは地元 静岡県静岡市清水区の清流を採用。
雑味のないすっきりとクリアな口当たりを支えているのがこの“水”なんです。
豊かな大地
春夏秋冬、美しい四季を通して温暖な気候に恵まれている静岡県静岡市清水区。
太陽の光が降り注ぐ豊かな土壌と、南アルプスから流れる清らかな水流に恵まれた地域です。
果物やお茶、野菜など様々な産物が収穫されるこの時で作られる日本酒は、他の日本酒とは違う格別の風味。
[臥龍梅]を味わうことで、地元 清水の暖かさも感じていただけることでしょう。
厳選された酒米
[臥龍梅]の酒造りは材料調達前から始まります。
目利きによって吟味された酒米だけを仕入れ、製品別に最も適した素材を使用。
多いものでは10種類の原料米の配合を絶妙に変えるという、気の遠くなるような試行錯誤を繰り返して1本の日本酒が完成します。
他の酒蔵には真似できない、酒米による緻密な味わいの差、香りの広がりをお愉しみください。
特別な酵母
酵母とは目には見えない小さな微生物。アルコールを生み出す役割を担う、日本酒造りに欠かせない存在です。
その種類やよしわるしによって味はまったく異なるため、妥協は許されません。
実は役1,000以上もの種類があると言われている酵母ですが、[臥龍梅]は厳選を重ねた特別な酵母だけを採用。
ふわっと華やかでフルーティな香りの立役者なのです。
熟練の杜氏と職人
「杜氏が変われば味も変わる」と言われるほど重要な役割を担う、日本酒造りの最高責任者 杜氏(とうじ)。
現象のコメの出来栄えによって味が左右される上に、複雑な工程を経て造られる日本酒造りの条件を見定め、蔵元の求める味わいと香りを巧みに生み出し続ける存在です。 [臥龍梅]の杜氏はもちろん、その元で活躍する蔵人全員が日本酒と蔵を知り尽くした熟練の造り手。酒搾り、貯蔵、熟成、品質管理などを徹底し、今日もなお、おいしさを守り続けています。
原料処理(限定吸水)
狙った味わい・香りに仕上げるために【限定吸水】を採用しています。
簡単な説明ではありますが、これは米を小分けにして蒸し上がりの水分量を調整し、吸水率をコントロールするという手法。通常は大吟醸の中でも特にランクの高いものにしか行わない特別な工程ですが、[臥龍梅]ではすべての銘柄と精米具合の米に対して採用しています。
搾り(袋吊製法)
雑味を出さないために【袋吊】を用いることがあります。袋吊とは、搾る際に醪(もろみ)を袋に詰めて吊るし、圧力を掛けずに自重で滴る手法。
高級酒でよく使われる工程の一つで、手間と時間がかかるものの、収量は極わずか。自然に落ちた雫だけを瓶づけすることから、この方法で絞られたお酒は"雫酒(しずくさけ)"と呼ばれ、貴重な逸品として扱われています。
瓶内2次発酵
糖分と酵母を加えて瓶内でゆっくりと発酵・熟成させる特殊な工程。
私たちのスパークリング日本酒は【awa酒】に認定されています。その条件は「瓶内2次発酵の天然ガスを保持していること」「滓引きされた透明で美しい酒であること」「その他厳しい基準をクリアしたスパークリング日本酒であること」。ガスを添加するのではなく、発酵によって、生まれる天然のガスだからこその繊細な泡は、なめらかでうっとりするような舌触りです。